2017/12/01 最終更新日:2017/12/26

老後資金を作る難しさと老後資金の貯め方

老後資金とライフプラン

老後資金がいくら位必要なのか?これは人それぞれ求める生活レベルも違いますし、都心に住むのか地方に住むのかによって変わります。いわゆるライフプランが老後資金に大きな影響を与えるのです。


ライフプランによって変わってくる老後資金ではありますが、金融機関や生命保険会社や専門家の見解では、60歳以降の老後の生活資金として、1憶円近くは必要であろうと言われています。月額で計算すると、最低限の生活費として15.4千円、ゆとりある生活を求めるなら25万円は必要になるとも言われています。これに病気などによる通院、入院やそれに伴う介護などが必要になる場合もあります。
そういう場合は、もっともっとお金が必要になってしまいます。健康であるのがベストではありますが、年齢を重ねていくと、そういう訳にもいきませんし、いつ何が起こってもおかしくはないのです。

 

老後働く上でのリスク

老後の生活を考えると、老後資金をどういった方法で貯めるのか?という問題を解決しなければいけません。もちろん老後も健康に問題もなく、ある程度の体力があるならば働いて収入を得るという方法もあります。
これが出来れば貯蓄などの余裕がなくても生活はしていけるでしょう。しかし先ほども申し上げた通り、いつまでも体が健康で働き続けられるのかは分かりませんし、企業などもいつまで雇用してくれるのかもわかりません。
そもそも雇用してくれるのかという問題もあり、雇用してくれたとしても、企業が倒産してしまうかもわかりません。老後に働くといっても、様々なリスクがあることを考えなければいけないでしょう。

 

老後資金の貯め方

老後資金には不足しているが、ある程度貯蓄があるという方はその資産を運用することにより、働かなくても老後資金を作ることが出来ます。資産運用する際は、ハイリターンなどを求めるのではなく、利回りは低くても安定的でリスクの低い運用を心がけるといいでしょう。
そのためには、最低1,000万円ほどの資産は必要でしょう。このぐらいの資産が手元にあれば、老後働かなくても資産運用により生活をしていける可能性は高いです。この最低1,000万円という金額をお持ちでない方の老後資金を貯める方法はかなり難しいと思います。かなりの金額が老後資金として必要になるため、リスクが高く利回りが高い投資案件などに投資を行う以外方法がありません。
成功すればよいのですが、失敗してしまうと生活すること自体がかなり困難になってしまうので、安定的な資産運用を行える最低限の貯蓄を、早い段階から行っていくことをおすすめします。

 

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