最も身近な税金である消費税
消費税とは、商品の購入や受けたサービスの対価としての費用に加算される税です。生活する上で最も身近な税金で、身近すぎて意識すらしていない方も多いのではないでしょうか。現在の日本の消費税の税率は8%です。安倍総理は増税延期の可能性に含みを持たせていますが、原則2019年10月1日に消費税は10%に増税される予定です。
そうなれば、私たちに最も身近な税金が増えることになります。この税金を節約できれば、かなり大きな節税に繋がるのではないでしょうか。消費税の節約の方法は1つしかありません。それは、生活の見直しです。家計簿などをつけることは有効な手段です。
不必要な支出はないかということを定期的に見直し、無駄遣いなどがないか注意することが節税に繋がります。今の生活に必要なものか?を常に考えながら消費をするようにしましょう。身近な税金だからこそ、節税効果は高く、見直す価値は大きいでしょう。
医療費を計算し賢く節約する方法
生活している中で病気にかかってしまったり、怪我などにより入院してしまう事があります。そういう時にかかる医療費というのは、一年間トータルで換算してみると、かなりの金額になってしまいます。
この医療費自体を削ることはできませんが、医療費控除として還付される場合があります。医療費控除とは、自分自身家族などが生計を一つにしている場合に、1月1日~12月31日までに支払った医療費を、その年の所得税から差し引くことができるという制度です。医療費控除に関して記載した確定申告書を提出することで利用できます。医療費というのは病院で診察を受けた費用も含まれます。
医療費として認められるもの
・風邪薬、医療品
・医薬品のビタミン剤や栄養ドリンク
・メガネ、コンタクトレンズ
・マッサージ、整体
これらは医療費として認められます。しかも、通院などに必要な交通費も合算可能で、しかも家族単位なので家族全員の医療費を見直してみてはいかがでしょうか。申請には領収書が必要になるので必ず保管しておきましょう。
ふるさと納税で節約しよう
ふるさと納税とは、全国の市町村から自分で納付したい市町村を選び、納税をすることです。納税したお礼の品としてさまざまな特産物などが贈られてきます。ふるさと納税を行うと、支払わなければならない 所得税や住民税が控除されます。
結果、実質自己負担額2,000円になるという仕組みです。納付先に関しては複数選ぶことができますが、納税金額には上限が設けられています。手続き的には年末調整のほかに、確定申告をしなければいけません。