2018/02/16 最終更新日:2019/11/13

為替って何?為替の基本を解説します

為替の始まりは江戸時代

為替ってよく耳にするけれど、いったいどんなものなのかよくわからないという人が多いのではないでしょうか。
為替の歴史は古く、為替が発達したのは江戸時代といわれています。江戸時代の商人が大阪など遠方の商人と商売を行い代金などの支払いを行う場合、大阪の商人に商品の代金を直接大阪に届けるのは盗難や紛失などのリスクが伴います。


そうした危険やリスクを解決するために、江戸の商人は両替商に代金を渡して、為替手形という支払いを依頼した証書を発行してもらっていました。大阪の商人はこの為替手形を受け取り両替商に持っていき、商品の代金を受け取っていました。
為替とは、売買などの代金の支払いや受け取りなどの資金の移動を、現金を輸送などすることなく行う方法といえます。現在はインターネットが発達し、商品の代金の支払いや銀行振り込み、公共料金などの銀行引き落としなど容易にできる時代になっています。
現金を直接支払ったり受け取ったりする機会はとても少なくなりましたが、銀行振り込みや口座振替というのも為替取引の一種で、このような国内で行われる為替取引を内国為替と呼びます。

 

外国為替は通貨の交換が伴う

日本と諸外国との異なる通貨間で行われるのが外国為替取引です。
商品の輸出入や外国の証券や海外不動産への投資、企業の海外進出などの国際的な取引の多くは、この外国為替を利用し金銭の支払いや受け取りが行われます。こういった異なる通貨間での取引を行う場合にはまず、決済通貨を決定します。決済通貨とは、どの通貨を用いて金銭の受け払いを行うのか決める事です。
決済通貨を決め、自国の通貨で取引を行わない場合、通貨の交換を行わなければいけません。この通貨を交換するという所が、外国為替の最大の特徴といえる部分です。この通貨を交換するための市場を「外国為替市場」、通貨を交換する際の比率を「外国為替相場(為替レート)」といいます。
ニュースなどで必ず報じられる為替レートですが、1ドル100円であれば100円で1ドルを購入できるという事です。円安や円高などといわれますが、昨日に比べて1円の円安などといった場合は、円の価値が1円下がったという事です。
円安は円の価値が下がり、外貨の価値が上がることをいい、円高というのは円の価値が上がり外貨の価値が下がることをいいます。1円の円安になったという事は、昨日1ドル100円で買えていたものが、1ドル101円を出さなければ買うことが出来ないという事です。
逆に円高になれば、それまでより少ない円でドルを購入できるようになります。

 

為替相場が生活に与える影響

日本に訪れる訪日外国人の方々の数というのも、外国為替相場が大きく影響しています。
日本を訪れる外国人観光客増えるという事は、円安に動いたためです。そして、私たちが生活していく中で為替相場の影響を実感する場面というのは、輸入品の値段が変わるときです。
日本はエネルギー資源の大部分を、食料品などの6割ほどを輸入しています。為替相場が円安になればなるほどそういった輸入に頼っている物の価格が上昇していきます。そして、日本から海外旅行などに行く場合は、円安よりは円高の方が良いでしょう。円安になればなるほど、外国に行く際のあらゆる買い物や宿泊代金が割高になっていきます。
逆に円高になればなるほど外国に行く際にお得になります。こうした為替相場の影響により、訪日する外国の方の人数や外国を訪れる日本人の数というのは大きく変わります。
円安の際に外国を訪れると、海外で安く日本製品を購入する事が出来ます。

 

為替取引を行う場合

為替取引は世界中のあらゆる場所で24時間行われています。
24時間為替相場は変化し続けているのです。外国為替の取引は、銀行などの金融機関、証券会社、企業や個人などが参加しています。市場には銀行間で行われている「インターバンク市場」と、銀行と企業や個人が取引を行う「対顧客市場」の2つが存在しています。取引が活発に行われる時間というのは、多少の違いはありますが各国とも朝9時頃から夕方17時頃までです。
時間の経過とともに、取引の中心はどんどん西に移っていくという特徴もあります。

 

外貨取引は必要なのか

日本は現在超高齢社会に向かっています。
この超高齢社会を迎える事で今の年金制度の維持が困難になると不安が広がっています。その他にも医療費など様々な税金が高くなっていくのではないかと予想されます。日本政府も様々な試みや政策を打ち出してはいますが、抜本的な解決策は見いだせていませんし。
一番肝心な少子高齢化問題に関しては、ほとんど手を打てていない状況にあります。そうした日本社会の先行き不透明感から、資産形成の必要性が高まっています。その一つの手段としてFX(外国為替証拠金取引)が人気になっています。FXも投資ですから、様々なメリットデメリットがあり慎重に行う必要がありますが、資産形成の有効な手段の一つであることに変わりはありません。
しっかりリスクマネジメントを行いチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

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