仮想通貨リップルの特徴とロックアップを行った理由

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仮想通貨リップルとは?

仮想通貨の1つであるリップルは通貨としての価値を持っています。
通貨単位は「XRP」で、リップルのネットワークを利用し、様々な通貨との取引が可能となる便利なシステムです。


2004年にカナダ人であるRyan Fuggerらによって開発された仮想通貨です。
2013年9月に公開されたリップルの時価総額は約1兆8000億円です。
ビットコインと同じようにリップルにも通貨発行上限があり、ビットコインは約2100万枚ですがリップルは1000億XRPです。
リップルはビットコインと同じように仮想通貨といわれていますが、正確には通貨ではなく分散型技術を利用した、仮想通貨などの金融商品の決済や送金を行うシステムの事です。
ビットコインは人同士が実際にお金をやり取りしますので、ビットコインとは少し異なります。
ビットコインなどは、プルーフ・オブ・ワークというシステムを用いています。
仮想通貨は基本的に中央集権型のシステムではないので、一定のルールに従い稼働を行います。
管理者がいないので、こういったルールは必要不可欠で、ビットコインであれば発行上限を2100万枚とするなどがこのルールにあたります。
このルールは多数決などによって変更が可能になっています。
ビットコインでは二重払い防止に、このプルーフ・オブ・ワークを利用しているのですが、リップルでは独自に開発したコンセンサス・アルゴリズムを用い二重払いを防止し、ビットコインの致命的な弱点でもある、スケーラビリティや消費電力問題などの克服に成功しています。

 

リップルの特徴

リップルの発行上限枚数は、1000億枚とビットコインの2100万枚に比べかなり多い量です。
ビットコインの場合は、0の状態でスタートし、発掘することで上限の2100万枚に近づいていきますが、リップルの場合は、最初から1000億枚とプログラムされています。
その1000億枚が、取引されるごとに減少していくというシステムになっています。
リップルはそもそも、ビットコインの送金スピードの遅さを補うために開発されたとも言われており、ビットコインが取引を承認し送金が完了するのに10分ほど掛かるのに対し、リップルの場合は国際間の送金であっても数秒で完了します。
これはリップルコネクトという、独自の海外ソリューションを開発している為です。
そしてリップルにはブリッジという機能があり、XRPが中間通貨の役割を果たしています。ブリッジ機能のブリッジは、橋渡しという意味から名づけられており、リップルのシステム内でXRPを、他の法定通貨である円やドル、ユーロなどはもちろん、他の仮想通貨である、ビットコインやイーサリアムなどとも交換することが出来るのです。

 

リップルのコンセンサスシステム

ビットコインの承認作業にはPoWが使われていますが、リップルは独自開発したコンセンサスシステムによって承認作業を行います。
このシステムでは、ハッシュ値などの計算は行わず、ある特定の承認者たちにより取引の合意が得られた場合、新規の取引をデータに追加するという仕組みのシステムになっています。
承認者はValidatorと呼ばれており、承認者たちはネットワークをだましたり人間であるという条件で選ばれます。
リップルが行ったロックアップとはどういった仕組みなのか?
ロックアップというのは簡単に言いますと、「自由に売買などできなくする」、「凍結する」という意味です。
2017年5月16日に、リップル社が保有している約630億XRPのうち、550億XRPという90%もロックアップするという発表がありました。
このロックアップを一度行うと、リップル社であろうと設定した期限まで一切動かすことが出来なくなってしまいます。

 

リップルがロックアップを行った理由

リップルがロックアップを行った理由は、「XRPを銀行送金に利用するために汎用性を持たせたい」というものと、「XRPは発行枚数が多く、その多くをリップル社が保有しているためリップル社が大量に売却をするのではないかという、リップル保有者の懸念を払しょくするため」のようです。
ロックアップを行うことで供給量が制限されるため、需要増加が期待でき、さらに一度に大量の売却の不安を無くすことで、リップル暴落の懸念を取り除き、より一層リップルの供給の確実性と流動性確保という狙いがあるようです。
リップルがロックアップしたことで、リップルの価格は60倍にも高騰しています。
2018年12月8日にリップルのロックアップは完了しております。
その結果さらに価格は高騰しており、今後の値動きにさらなる注目が集まっているようです。
今後リップルがどのような値動きで推移していくのかは分かりませんが、大きな可能性を秘めているのは間違いありません。
ビットコインのように手の届かないほど高値になる前に、購入してみても良いかもしれません。
しかし一方で、仮想通貨の値動きは激しいですので、慎重な判断が求められるでしょう。

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