2018/03/09 最終更新日:2019/12/01

資産形成のスピードを上げるために出来る事

終身雇用と年金制度の崩壊から、個人個人が資産形成をしていく必要性は高まっています。

このような状況下で私たちが資産形成のスピードを上げるために出来る事はいったいどのようなことなのでしょうか。

資産形成と資産運用

資産形成とは、資産運用の前段階とも言えます。
定義としては、将来の自分と家族を養っていく資産を形成する事というものです。
現在の日本の将来の社会保障には不安が拭えません。


少子高齢化が進み、2011年からは人口減少も続いており、年金制度をはじめとする社会保障制度が今後どうなっていってしまうのか、不安に感じている方は非常に多いのが現状です。
こうした状況を少しでも改善できるような政策を、現日本政府は打ち出せてはいません。
状況が変わらないのであれば、自身の力でどうにかしなければいけないというのが現在の状況です。
そうした中昔から続いていた終身雇用制度は崩れつつあります。
旧来の雇用制度が崩れていく中で、非正規雇用は拡大しており、そういった方々は思う様に所得が増えていきません。
今後増税やインフレによる物価の上昇の可能性も高く、こうした状態ではますます将来に不安を感じてしまいます。
現状支給されている年金の金額では老後豊かな生活を送ることは難しく、そんな年金の支給額も減る可能性がある中、この資産形成が必須になりつつあります。
現役世代でかなりの資産を貯蓄できているような方であれば、多少のインフレや年金の支給額の減額でも問題はないと思います。
そういった方というのは、一部の不要層のみでほとんどの方はそんな余裕はありません。
そういった方々は、老後資金など計画的に資産形成を行い、様々な場面に備える準備をしておかなければいけません。

 

資産形成と資産運用の違い

資産運用とは、すでに形成できている資産を有している方などが金融資産や不動産資産に投資を行い、さらなる利益を上げ資産を増やしたり、現状の資産を維持するために投資などを行なう事をいいます。
資産形成と資産運用の金額の境というのに明確な基準というのはないのですが、一般的に1000万円までは資産形成で、1000万円超えてくると資産運用の段階にあると言われています。
しかしこの1000万円というのはあくまで目安ですので、その解釈も人それぞれ違うでしょう。

 

資産形成に有効な投資手法

仮に1000万円という目安を目標に資産形成を考えるならば、有効的な投資手法は長期的な分散投資を行う事です。
分散投資は、特定の投資先や投資に資産を集中させるのではなく、資産を様々な投資先に分散して行う事を言います。
こうした手法を行うことで、投資におけるリスクを軽減する効果が期待できます。
投資において特定の投資先に集中して投資を行う集中投資とは、正反対の考え方といえるでしょう。
双方にメリットデメリットはあるのですが、資産形成を確実に成功させるのであれば、分散投資を行うことをおすすめします。
分散投資のメリットのリスクの軽減ですが、これは値動きが逆相関になるような投資を行うことで安定的な収益に繋がります。
集中投資の場合は、リターンも大きいのですがリスクも大きいという特徴があり、利益が出ている時はいいのですが損失が出てしまうと、一瞬にしてほとんどの資産を失ってしまう事もあります。
分散投資はこういった損失が限定的になります。
それに、一方で損失が出ていたとしても、一方で利益が出ていることもあるので、損失を相殺できるというメリットもあります。
分散投資のデメリットは、短期の売買で利益を出すことが難しいというのがあります。
分散投資は大きな損失が出てしまうリスクはありませんが、裏を返せば大きな利益も生みにくいといえます。
分散投資を行う場合は、中長期的な視点での利益を求めていくことになるので、短期間で資産形成を行うことは難しいと言えます。
分散投資を行う際は、長期で継続的に分散して投資を行うことが大切で、そうしないと分散投資のメリットは生かすことが出来ません。

 

資産形成のスピードを上げるために

分散投資を行うことが資産形成を考えるとベストな方法の一つといえるのですが、分散投資は中長期的な計画で資産を積み上げていく方法ですので、そういった資産を積み上げる時間が無いという方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は、ある程度のリスクは覚悟で集中投資を行う必要があるでしょう。
投資において魔法のような、リスクも低くリターンが大きいものなど存在しません。
短期間で資産を形成したいというのであれば、それ相応のリスクを取っていかなければいけません。
集中投資のメリットは、短期間で大きなリターンを得ることが出来るというものですが、その分大きな損失が出てしまうというデメリットもあります。
一番のおすすめは、こうした集中投資で大きな利益を狙いながら、同時に分散投資を行うという方法です。
この方法のポイントは、完全に集中投資と分散投資を分けて考える事です。
それぞれの投資結果を分けて、別々に管理を行い切り分けて考える必要があります。
この方法であれば、完全な分散投資と比べ、リスクは上がりますが着実な積み上げと短期間での大きな利益を同時に求めることが出来ます。
しかし、違う運用方法を同時に完璧に行うことは容易ではありません。
それでも、こういった手法でしか資産形成のスピードを上げる方法が無いのも現実です。こういった事実からもわかるように、投資にはリスクはつきもので、簡単ではないという事です。

 

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