2018/03/26 最終更新日:2018/03/23

不動産投資など投資先で変わる最適な現金比率

 

投資のおける現金比率

投資を行う上で現金をどのくらい保有しておくのかという、現金比率はとても重要です。
現金をほとんど保有しないで投資を行ってしまうと、いざ現金が必要になった時に困ります。
投資先によっては流動性が低く、即時の現金化が難しい場合もありますので一定程度の現金は保有しておかなければいけません。


投資に資金を回していくのが投資の基本ではありますが、現金が不足してしまうような事態になってしまった際に、金融商品を売却しなければいけない事態になってしまっては投資を行っている意味がなくなってしまいます。

 

日本人の現金比率

日本人の投資の際の現金比率は、諸外国の投資を行っている方々に比べると非常に高いです。
この日本人の現金比率の高さは世界でも有名で、世界的に現金を貯金に回す方が非常に多いです。
そういった意味では日本人は資産を守ることに長けてはいますが、機会損失を良く起こしているともいえます。

 

外国人の現金比率

アメリカ人の現金比率はいったいどのくらいでしょうか。アメリカ人の多くが資金の大半を投資に回していることも有名で、資産の10%ほどしか現金を保有していません。
その代わりに株式投資に資金の50%以上も投じています。
日本はこれと全く逆のデータがあり、日本人は預金に50%以上の資金を投じており、株式には10%程度とアメリカ人とは全く逆の比率になっています。
日本人は現金比率が高く、そもそも投資自体に興味が無い人も多く日経平均株価が値上がりしたとしても反応を示す日本人はごく一部の投資家といわれる人達のみです。
しかしアメリカ人の方々は、日常的に投資に関心が高く日経平均株価などもチェックしています。
日経平均株価が値上がりして喜ぶのは日本人ではなく、むしろアメリカ人の方が多いようです。
私たち日本人とは全く違うアメリカの投資事情と現金比率の考え方を見ると、いったいどのくらいの現金比率が理想なのかという事が気になります。

 

自分にあった現金比率の見つけ方

一体どのくらいの現金比率が理想なのかというのはかなり難しいです。
もちろん年齢によっても違いますし、それぞれのライフスタイルによっても違うでしょう。
しかし理想的な現金比率がわかれば、私たちが日ごろ起こしてしまっている機会損失を減らすことが出来ます。
機会損失を減らすことが出来れば、今よりも資産を有効に活用できる可能性が高まります。資産の保有の仕方は様々あり、現金に株式、投資信託に様々な保険や債券、不動産など多岐にわたります。
いったいどういった資産をどのくらい保有するのかでも、多少現金比率は変わってくるでしょう。
流動性が低い資産を多く所有している場合は、少し多めの現金を保有しなければいけませんし、流動性が高い資産を多く保有している場合は、現金比率はある程度低くても問題はないでしょう。
自身がおかれている自身の人生におけるライフステージなども考慮して現金比率は決定しなければいけません。
これからどういった人生におけるイベントがあり、それにはどのくらいの現金が必要になるかも重要な点です。

 

不動産投資と現金比率

動産投資は投資の中で特に流動性が低い投資先です。
いざというときに現金が必要になった場合、不動産の即時現金化はかなり困難です。
現在需要の高いワンルームマンションでも現金化まで早くても3ヶ月ほどといわれており、その他の物件などの場合さらに時間が掛かってしまいます。
場合によっては1年以上かかっても何ら不思議ではありません。
そして不動産投資は、その性質上長期的な視点で利益を上げていくものです。
頻繁に売買を繰り返し、利益を上げていく株式のデイトレードとは全く逆の利益構造といっても良いでしょう。
ゆえに不動産を短期間で現金化するという事は想定できず、現金化をしないことから他の投資案件に比べて、現金比率は高めで良いでしょう。
不動産投資は、地震や台風などの自然災害の被害などで大規模な修繕が必要になる場合もあり、ある程度の現金を保有しておく必要もあります。

 

投資先で変わる現金比率

投資案件によって流動性が変わるので、その流動性次第で現金比率は変えていく必要があります。
それに加えて投資目標を何処に置くのかというのも関係しており、例えば高い利回りを求めて投資を行うのであれば、リターンも大きくなりますがリスクも大きくなってしまいます。
こういった投資案件に資金をつぎ込んでしまうと、投資に失敗してしまうと資産がほとんどなくなってしまう可能性もあります。
こういうリスクが高い投資を行う場合も、現金比率は高めで安全資産として、ある程度預貯金に回しておく必要があるでしょう。
流動性も高くリスクもそれなりに低い投資を行う場合であれば、現金比率は低くても構いません。
現金化もそれなりに出来るでしょうし、リスクが低いという事はリターンも低いので利益を出すにはそれなりの資金を投入する必要があるからです。
このように投資先や投資目標などによって、柔軟に最適な現金比率を見つけていく必要があります。

 

 

 

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