2018/03/28 最終更新日:2019/11/13

仮想通貨の利益確定とは?税金はどのタイミングで発生するの?

利益確定とは?

利益確定とは通称「利確」とも呼ばれ、所有する銘柄の価格が上昇し、そのタイミングで決済することで利益を確定させることを言います。
それに対して損切は、所有する銘柄の価格の下落によって生じる損失を決済することによって確定させる事を言います。

 

仮想通貨で税金が発生するタイミング

仮想通貨を購入し、仮想塚のままで保有している以上は価格がどれだけ上がろうとも、価格がどれだけ下がろうとも税金は掛かりません。
しかし、仮想通貨で利確を行えば税金が発生します。
仮想通貨で税金が発生するタイミングをご紹介します。

①仮想通貨でものやサービスを購入または決済を行った時
仮想通貨を用いてものやサービスを購入したタイミングで、税金が発生します。
仮想通貨で購入した利益分に相当する額が課税対象になります。
例えば仮想通貨を10万円分購入→その後購入した仮想通貨が30万円まで価格が上昇→その仮想通貨を使い30万円の家電を購入
この場合はまず仮想通貨に10万円投資を行い→結果30万円の家電を購入しているので20万円の差額が利益→この利益である20万円分が課税対象になります。
仮想通貨でものやサービスを購入する場合、仮想通貨を購入した金額と、その購入した仮想通貨を使用した際の仮想通貨の金額をきちんと把握しておかなければいけません。
確定申告を行い、税金を納める必要があるため、購入したときの領収書などはきちんと保管しておきましょう。

②仮想通貨を売却した時
仮想通貨を売却したときの金額が、その仮想通貨を購入したときの金額より大きい場合、差額が所得とみなされるので、税金が発生します。
例えば日本円で10万円分仮想通貨を購入し、その後購入した仮想通貨が30万円まで値上がりをし、そのタイミングで売却を行うと、差額の20万円の利益が課税対象になります。

③仮想通貨で他の仮想通貨を購入した時
仮想通貨を用い、他の仮想通貨を購入した時も税金が発生します。
例えば日本円で仮想通貨Aを購入し、この仮想通貨Aがその後日本円で換算して30万円まで値上がりをし、その仮想通貨A(日本円で換算して30万円)を用い、仮想通貨Bを購入した場合、日本円換算で20万の利益が出ているので、その20万円に課税されます。

④仮想通貨の分裂により新しい仮想通貨を手に入れた場合
仮想通貨の場合、ビットコインのように仮想通貨が分裂し新しい仮想通貨が誕生する場合があります。
そういった新しく誕生した仮想通貨を手に入れた場合は、その新しい仮想通貨を手に入れたタイミングでは税金は発生しません。
手に入れた時点で、新しい仮想通貨の価値は0円とみなされるためです。
この新しく手に入れた仮想通貨を売却したり、使用したタイミングで税金が発生します。
例えばビットコインの場合、ビットコインとビットコインキャッシュに分裂しました。
ビットコインキャッシュ側には、それまで保有していたビットコインの枚数に応じてビットコインキャッシュが付与されたのですが、この時点では税金は発生しません。
このビットコインキャッシュが1か月後に、30万円の価値になりそのビットコインキャッシュを売却したり、使用したりした時点で使用した金額に応じた税金が課せられることになります。

 

仮想通貨で得た利益は雑所得

仮想通貨で得られた利益などの売買損益は雑所得に分類されます。
利益が20万円以上でた場合は確定申告が必要になります。
雑所得は総合課税の対象で、給与所得など他の収入と合算し合計した額に応じて税率が決まるものです。
所得税は収入に応じて税率が変わる累進課税方式を採用しています。
最高税率は45%で、利益が大きくなれば累進課税の方式により45%の税率が課せられる可能性があります。
住民税の10%と合わせると、合計して最大55%もの税率になってしまいます。

 

確定申告を怠ってしまうと

確定申告を怠ってしまうとペナルティーが科せられます。
仮想通貨で20万円以上の利益を得た会社員や個人事業主の方は、期限内に確定申告書を作成し提出・納税を行わなければいけません。
期限は毎年だいたい2月16日から3月15日までとなっています。
こうした届け出が期限内に行なわれなかった場合、無申告加算税が課せられる可能性があります。
また、期限内に納税が行われない場合は、延滞税が課せられる場合がありますので、期限内に確定申告を行い、納税義務を果たしましょう。

 

仮想通貨の税金の仕組みは難しい

仮想通貨は現在1000以上存在していると言われており、専門家ですらその実態を把握しきれてはいません。
ビットコインで始まった仮想通貨ですが、日本でもやっと法整備が少しずつではありますが、整いつつあります。
現在では通貨としても認められており、取引所なども増えてきました。
今後も新しい様々な仮想通貨が誕生し流通していく可能性があります。
取引なども複雑化する可能性がありますので、税金が発生するタイミングなどしっかり把握して、ペナルティーにならない様にしましょう。

 

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