投資において不動産投資はローリスク・ローリターンであることが多く、高収入を得られる可能性は低いですが、その分元本割れの危険が少なく、安全に投資対象となります。ただし、いくらローリスクとはいっても気を付けたほうがいいことや、知っておいたほうがいいことがあります。
目次
■不動産投資は危なくないのか?
不動産に投資をしていくということは投資額が大きくなる傾向があるため、とてもリスクがあるように感じますが、投資の利益が安定している条件が多くあり、また、恵まれた場所に立地があったり、投資のためのお金がなくなってしまった場合、解約を受け入れてくれる投資会社もあります。
◎なぜローリスク?
不動産の物件は価値が下がりにくいです、仮に価値が下がってしまっても、家賃への影響はすぐには出てきません。また、ライバルが少なく、家賃や条件を下げると入居者希望者がでてきやすくなります。
◎なぜローリターン?
個人資金からの投資という目線で見ると、ハイリターンが帰ってくる場合もありますが、
融資された金額からのリターンと考えると、そこまで利益があるわけではありません。
しかし、年を追うごとに少しずつ増えてはいくので、月々に貯金していっているように
考えると良いかもしれません。
■不動産投資のメリット・デメリット
ここでは不動産投資の具体的なメリット・デメリットを見ていきます。
◎不動産投資のメリット
1.家賃収入が見込める
不動産投資の収入は、契約することによって毎月入ってきます。入居希望者がおらず空き家になってしまうと、その月の収入がなくなってしまいますが、家賃の価格設定が入居希望者の求めている値段であれば、どんなに小さな町や場所であれ、人が住んでいる限り入居したい人は現れるでしょう。長い目で見ると必ず利用者が出てくるのが、不動産投資のいいところです。
2.価値が安定している
株の値打ちは、会社がなくなってしまえばすべてなくなってしまいますが、不動産の値打ちは、もし、投資している建物がなくなってしまっても、土地がある限り値打ちがなくなることはありません。なくなることがないということは、価値を守っていくという点において素晴らしく安全ではないでしょうか。
◎不動産投資のデメリット
1.不動産の物件を所有すればあとは収入がプラスになっていくのかというと、そうではありません。所有した物件の定期的メンテナンスや、破損した部分の交換、物件をよりよくしていくためのリフォームなど、所有していくだけで収入が得られると思っていると、運営していく上での出費予測が甘く思わぬマイナスにより、物件を手放さなくならない場合もあります。管理を委託した場合や、家賃保証の場合も、維持のために、収入からの出費を考えなければなりません。
■まとめ
結局不動産投資とは、不動産に投資をするというより、小さな個人の不動産運営を行ってゆくと考えたほうがいいでしょう。事業の運営は努力次第で大きな利益を生む可能性もあります。なので、最初はローリスク・ローリターンかもしれませんが、ローリスクかつハイリターンを生み出すことも出来るのです。