不動産投資信託をするための口座をどうするか迷っている人も多くいるのではないでしょうか。まず、株式や投資信託に投資するためには、証券会社で証券口座を開設することが必要になるのですが、より分かりやすいように、大きく分けて3つの口座を比較することで、投資の初心者にも理解できるようにまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう。
■そもそも不動産投資信託とはなに?
簡単にいえば、不動産投資信託というのは、投資家からの資金を不動産の投資で運用し、それで得られた収益を投資家に分けるという仕組みになります。また、これは会社型であることから不動産投資法人といわれたりもします。この不動産投資信託の最大のメリットとして上げられることは、40万~50万など比較的少額から投資をすることができる点といえるでしょう。
■3つの口座の比較
上記のような不動産投資信託を利用するためには、主に下記の3つの口座の中から自分の不動産投資の運営方針にあった口座を開設する必要があります。よって、初心者の人にとって1番利用価値がある口座を選ぶためにも、3つの口座を比較していきましょう。
・一般口座
・特定口座(源泉徴収なし)
・特定口座(源泉徴収あり)
まず、初心者の人が不動産投資信託を利用する場合、一般口座を使うメリットは、ほとんどないといえます。なぜなら、自分で損益計算をして、確定申告が必要になるからです。取引の数が少ないのであれば、まだ利用する価値はあるかもしれませんが、多くの取引を行っている場合は計算する量が多くなりますので、手間がかかります。
次に特定口座(源泉徴収なし)を選んだ場合は、税額の計算までは証券会社が行うのですが、確定申告を自分自身で行う必要があります。
それに比べて特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと、証券会社が代わりに税額を計算し納付までしてくれますので、面倒な損益計算をしなくてすみ、また確定申告を行う必要がなくなるメリットがあるので活用することをオススメします。
■自分に合った口座を選択しよう
いかがでしたでしょうか?上記で分かるように、初心者が不動産投資信託へ投資をするには特定口座(源泉徴収あり)を利用するメリットが大きいといえます。その後慣れてきたら、他の口座へ移行することを考えるのがいいでしょう。また、人生というのは、何をするにも自分で試行錯誤し選択をしていかなければ、より良い道は開くことがないように、不動産投資信託についても今現在、自分の立ち位置を把握することによって、何に力を入れるべきなのか選択していくことが必要といえるのではないでしょうか。
このように、不動産投資に関することで何かお困りのことがありましたら、気軽にリスクキャリア株式会社までご連絡ください。