不動産投資での節税対策と耳にすると、運用などで失敗し資産が減り、将来不安と考える方も居るかと推測します。しかしながら不動産による投資は工夫次第で財産を増やしながら節税対策をすることも可能です。投資を行う際に必要な資格はなく、どなたでもはじめることができます。
■不動産による投資に向いている人
◎ポートフォリオを形成し行動する人
・長期的な投資計画(ポートフォリオ)を立てながら、同時に計画に基づいて行動する。
◎人を動かす。(人を使う)
・自分でできることは自分で行い、物件の管理や入居者の募集など他人に任せてもよい項目の見極めも必要です。多少費用がかかりますが、投資スピードが上がります。
■逆に向いていない人は?
◎他力本願な人
・不動産投資は、ほかの投資法に比べれば楽です。他人に任せきりで何もやらない状態では、失敗を招くでしょう。
◎短期間でのお金稼ぎ思考な人
この投資は、ゆっくり時間をかけて資本を回収しながら利益を積重ねて行く方法ですので、一攫千金は望めません。短期間で、より多くお金を稼ぎたいと考える人には向いていません。
■不動産投資メリット
◎住民税や所得税を軽減
不動産を所有する場合で発生した損失を給与所得等から相殺することが可能になります。税制での収入が低く見積りされて同収入でも住民税や所得税を軽減させることができます。
・所得での赤字にほかの所得金額より控除する。これを損益通算といいます。
◎相続税が軽減
通常、不動産では時価より低い評価額で相続税を算出することが基準になります。このことにより相続税が安くなります。また、条件が揃えば、相続税算出の評価額を三分の一から四分の一くらいまで抑えることもできます。
◎インフレ
規模の大きなインフレが起きた場合でも不動産の価値が減少することはありません。インフレでお金の価値が下がり、生活費に圧迫する事態はよく耳にしますが、不動産などの資産の場合は、インフレの状況に合わせるように賃料や価値が上向きになるので、お金のように価値が下がる心配がないことも利点です。
■節税以外にもある利点
住民税や所得税を軽減するだけではなく節税以外にも、家賃による不労所得が増える点やインフレに対抗する備えにもなります。節税面での不動産投資を見るのではなく長期的な視野で資産を形成して行くことも重要ではないでしょうか。
今回は、不動産投資のメリットしかお伝え出来ませんでしたが、デメリットやリスクも存在しますので、リスクキャリア株式会社に相談してみるのも一つの手です。安定収益をあげながら上手に節税を行うためにも不動産投資について私たちと勉強して行きましょう。