今回は、不動産投資に興味のある方、または貯金のみで金融資産を増やしていきたい方向けに、30代夫婦の台所事情を覗かせていただきながら、お話していきたいと思います。
■30代共働き夫婦の金融資産保有額
(金融広報中央委員会調べ。)
◎収入300~500万円の世帯
金融資産の保有額は平均値で327万円、中央値で195万円
◎収入500~750万円の世帯
金融資産の保有額は平均値で452万円、中央値で375万円
◎収入750~1000万円の世帯
金融資産の保有額は平均値で11227万円、中央値で506万円
◎平均値と中央値。
平均値は文字通り平均額の事です。中央値は、全ての回答を金額の小さい順に並べた際に真ん中に来る金額です。
尚、金融資産を持っていないと回答した世帯が全体の実に43%もあります。
■30代夫婦の一ヵ月の貯金額
30代の夫婦は、毎月いくらくらい貯金しているのでしょうか? ずばり、毎月平均47,862円です(環境省統計局調べ)。毎月の収入から15%程を金融資産として貯めていることになります。
■貯蓄ができるという事は、能力。
不動産投資において「貯金をする能力がある」という事は重要なポイントであり、貯金を貯める事は不動産投資を始める為のルールである事は忘れないようにして下さい。なぜなら、貯蓄ができない=資産の管理ができない人だと思われると、銀行から融資を受けることが難しくなるからです。
■不動産投資はローンで始められる。
初めて不動産投資をする人のおよそ9割は、銀行から融資を受けて投資用の不動産を購入しています。毎月の家賃収入からローンを返済していき、ローン完済後の家賃収入は、全て投資をした方の利益となり、その収入で次の物件を購入できます。
■毎月の収支と融資完済までの見通し
例えば、1,000万円の中古マンションを、返済期間25年で融資を受けて購入したとします。
月々のローン返済額が2万5000円程度で、管理費・修繕積立金が1万円程度、管理代行手数料などで、合わせて支出が3万5000円程度。それに対して家賃設定が月、5万円の場合、
になるので、月々1万円の収入が得られる計算になります。
この一万円を、浪費するのではなく、ローンの繰り上げ返済に充てれば、それだけ、かんさいまでの期間が早くなります。
■まとめ
今回は、不動産投資に興味をお持ちの方へ向けて、30代夫婦の平均的な台所事情と不動産投資の初歩の初歩を、簡単にご紹介させていただきました。どうでしょうか。もっと不動産投資について知りたくなりましたでしょうか?
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