不動産投資において、大事なことは貯金とのバランス、割合です。持っているお金すべてを投資してしまうと、損失になってしまった場合やけがや病気になってしまった時に生活ができなくなってしまうので、生活できるくらいの最低限のお金は持っておくことにしましょう。それでは、投資と貯金との割合についてお話していきます。
■貯金をしながらの投資
割合について話す前に、何故貯金をしながらの投資なのかを話します。投資をしている人の中には、貯金をせずに投資だけをしている人もいます。ですが、投資だけをしている人と貯金をしながら投資している人を比べてみると、圧倒的に貯金をしながら投資している人の方が資産を増やしています。
貯金をしながら投資するメリットは、少しずつでも確実に資産が増えることです。投資で利益が出た時にお金を少しでも貯金に回しながらでも資産はつくれます。投資で失敗してしまっても、貯金や最低限生活していける程度のお金は残っているので生活できるでしょう。
なので、投資には貯金をしながらするのが良いと意識することが大切です。
■投資と貯金の割合について
◎投資7:貯金3にした場合
投資を7、貯金を3にした場合です。ギャンブルが好きな人はこの割合が多いでしょう。ハイリスクハイリターンな構成になっていて、投資が成功すればするほど資産が増え、逆に失敗が続くほどにお金が無くなっていくという割合です。
◎投資5:貯金5にした場合
こちらはバランスが取れている構成といえるでしょう。投資が成功するともちろん資産は増えますが、失敗しても資産がすべて無くなるという事態は避けられます。何より精神的な安心感や余裕がある状態をつくれるという点ではこの割合が良いのではないでしょうか。
◎投資3:貯金7にした場合
こちらは投資初心者に適している割合です。投資に成功しても利益は少ないですが失敗しても貯金は7割残っているので、資産に与える影響が少なくすむという利点があります。初めて投資をする方や慣れていない方におすすめできる割合です。
■使う目的があるお金は使わない
もともと使う目的が決まっているお金は使わない方が良いです。特にお子さんがいる場合、学費として使う予定だったお金には投資用に使わない方が賢明です。
投資で失敗してしまうと、もともと持っていたお金より少なくなるか最悪の場合お金が無くなってしまいかねないからです。
■計画を持って投資をしよう
人それぞれ不動産投資と貯金の割合は違うとは思いますが、もし初めて投資をする方や慣れてない方が投資をする時は投資を少なめの割合にすることをおすすめします。