みなさんは貯蓄に対する不安を感じたことがあるでしょうか。現在の超低金利時代ではお金の価値は1000万円が5年後10年後同じ価値とは、限らないからです。では、どうすべきでしょうか。今回は、貯蓄の不安を解消する選択肢ともなる【不動産投資】について紹介していきます。
■なぜ貯蓄がないと不安なのか
なぜ、貯蓄をするのかの問いに対して、「将来の為に」とか「老後の為に」が圧倒的に多いようです。しかし、この答えには目的の為の目標が感じることができません。つまり貯蓄は「何となく不安」であり「老後が安心できない」ということなのです。
お金の価値は、一定とは限りません。今ある1000万円が10年後に1500万円まで貯蓄できたとしましょう。現在の1000万円より将来の1500万円は、確実に価値が高いとはいえないからです。日本のデフレやインフレによってお金の価値は、極端にいえば紙屑でしかない場合だってありえます。
日本経済だけでなく、海外との取引によって影響を受けた場合にものの価値やお金の価値は変動していくからです。貯蓄をしたからといえって安心とはいえないでしょう。
◎貯蓄で安心できる金額とは
仮に老後の資金として考えた場合には、健康な夫婦の必要な金額は3000万円位といえわれています。この金額は贅沢しないで普通の生活を行う場合のものです。
しかし、将来に何が起こるかわかりません。事故や病気によって介護なども考えると3倍以上は必要になるでしょう。
あくまでも平均的な寿命に対する計算を参考にした数値ですので、人生が100年時代といえわれる時代には、いくらあってもことたりないことでしょう。
■【不動産投資】で価値の変換
【不動産投資】はいずれ価値が下がるといわれていますが、実際には価格の変動はゆるやかであり、お金のようにデフレやインフレの影響には強いといわれています。お金の価値が下がっても土地の価値は高くなります。
金利が低い時に【不動産投資】を行えば、倍以上の投資も可能となります。賃貸経営を利用することによって投資金額を回収しながら、将来的には不動産としての資産の増加を図ることができるのです。
◎教育資金の捻出に【不動産投資】
教育資金の捻出の仕方には、貯蓄から出す場合よりも賃貸経営での家賃収入から捻出する方が、資産価値を減らさずに売却することも可能です。
例えば大学生の年間の学費を4年間、家賃収入でまかなうことにして購入後4年で売却すれば同じ貯蓄の資金でも、消費していくものと、利益でまかなうものの差が出てくるのです。
不動産の価値は下がりにくいですが、建物に関しては耐用年数によって価値は減少していきますが、4年で大幅に減少することはありません。場合によっては5年以上の長期の所有を利用して売却することも視野に入れることで税金の軽減を考えた売却もできます。
◎【不動産投資】は長期的に
貯蓄に不安があるからこそ、賃貸経営で長期的な目標で資産形成を図ります。資産形成は単純にいうと1を100にしたり1000にしたりする方法です。【不動産投資】は投資の中ではリスクが少なく長期的な視野から見ると、安全に確実に資産を増やしていくことになるのです。
■投資の対象は価値あるものを
【不動産投資】の対象は、都内および23区以内の需要の高い物件が、サラリーマンや初心者向けといえるでしょう。資産価値を減らさずに長く運用するには物件選びが重要となってきます。貯蓄の不安は、価値の変換という【不動産投資】によって将来に備えてみてはいかがでしょうか。