2019/01/07 最終更新日:2019/11/13

【仮想通貨】ポジションとは

仮想通貨をきっかけに人生初めてトレードをやったという人は多いのではないでしょうか。初めてということで戸惑うのは「言葉」でしょう。仮想通貨のトレードをやっていると専門用語に触れる機会が多いと思いますが、例えば「ポジション」という言葉は株式・為替・金利先物市場においてよく出てくる言葉です。では、仮想通貨で使用されるポジションの使用方法をこちらの記事では見ていきましょう。

■仮想通貨におけるポジションというと

ずばり、一言でいってしまうと現在、仮想通貨を持っている状態のことを指します。
使用例として

◎ポジションがある=仮想通貨を持っている状態
◎ポジションを建てる(とる)=新しく通貨の売買を行う
◎ポジションを解消した(外した)=仮想通貨を売って保有していないこと
◎保有ポジションはこれ=持っている通貨はこれ
◎ポジションを集中させる=一定の通貨のみ保有すること

上記の言葉から転じて生まれた言葉もあり

◎ポジる=通貨を取得すること
◎ノーポジション(ノーポジ)=仮想通貨を持っていない状態のこと
◎寝ポジ=保有したまま寝ること※仮想通貨取引所は24時間動いているので、朝起きたら

価格が急落していることがあります。

■ポジショントークとは

ポジショントークとは、自身が保有している仮想通貨に対して、SNSなどを用いてPRして値が上がるように操作することをいいます。特に影響力のある人物がポジショントークすると相場に影響が出ることもあります。略してポジトークとも表現します。

また、ポジトークとはいっても虚偽の情報や合理的根拠のない情報を掲示板やメディアなどで行った場合風説の流布(ふうせつのるふ)として株式投資において禁止されている行為の一つされるので、摘発される恐れがあります。

■ポジションにはロングとショートがある

ポジションとどのような用語かということがお分かりいただけたかと思いますが、今度は仮想通貨取引のロングとショートに少し触れてみましょう。

仮想通貨取引を行う場合、取引が約定して仮想通貨を持っていることをポジションということは上記の通りですが、ここで「買い」から入った場合のポジションがロング、「売り」から入った場合のポジションがショートとなります。ロングポジションでは買い注文を出し、値が上がるのを待って売りに出す方法です。

ショートポジションでは、仮想通貨交換業者に対して一定の証拠金を担保にして通貨を借り、その通貨を使って売り注文を出すことで、高くうって安く買い戻すことで利益を出します。

■まとめ

ポジションに対する用語は他にもあり、ポジションを長期間手放さないことをガチホと呼んだり、仮想通貨の値が戻るまでポジションを持ち続けることを塩漬けなどと呼びます。

また、一般投資家においては「安く買って、後で高く売る」または「高く売っておいて、後から安く買い戻す」が基本であったり、投資で生計を立てているようなプロになると、日々のポジションを作るタイミングや作ったポジションに対する利益の確保や、損を覚悟で売買するポイントなどを明確にしています。そのためにも、最新の情報収集を怠らないことが望まれます。

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