会社員として働いている方が資産形成を行う場合、使える時間はかなり限られます。平日の帰宅してから就寝までの時間と、休日のみです。これでは、株のデイトレードや、FX(外国為替証拠金取引)などはできません。それでは、どのような投資が会社員に向いているのか?会社員として働きながら資産形成を行うなら、不動産への投資が良いのではないでしょうか。今回は、不動産よう資における資産形成とはどういうものかについてお話していきます。
■資産運用との違い
”資産形成”と”資産運用”という二つの言葉。似ているようで異なるこの二つの意味の違いをご存知でしょうか。
”資産形成”とは、資産ゼロの状態から資産を増やしていく段階のことを言います。具体的には、資産の額が1,000万円未満の段階を指します。対して、資産運用とは、1,000万円資産を更に増やすために動かすことを言います。
■不動産投資の特徴
不動産には、下記の特徴があります。
◎価値がゼロになるケースが極稀である。
建物という実体があるものに投資するので、大きな災害などに合わない限り、価値がゼロになることは考えにくい。
◎建物が古くなって、資産価値が下がっても、家賃収入下がるわけではない。
これらのことから、不動産投資はローリスクな投資ということができるでしょう。
■不動産投資での資産形成の流れ
◎資産形成のための時間の使い方は?
就業後帰宅してから就寝までの間にネット検索を行い、見たい物件が見つかったら、休日に不動産屋を訪問して物件を内見させてもらう、ということになると思われます。
◎とにかく、数をこなそう。
不動産投資は、一件当たりの金額が数百万円から数千万円、時には1億円以上と、金額が大きいので、とにかく失敗しないことが大事です。失敗しないためには、とにかく数多くの物件を見ること、物件をたくさんみて、勘を養うことです。
まずは、賃貸用物件の掲載されているサイトを時間の許す限り見てください。とは言え、無理は禁物です。睡眠時間を削って体を壊しては元も子もありませんので。
◎断る勇気を持とう。
不動産投資は、一件当たりの金額が大きいので、一件目の投資で不人気物件を掴んでしまうと、二件目の物件を購入するまでに時間が掛かってしまいます。物件を管理している不動産会社の担当者から、強く勧められても、不安材料がある場合は、その旨を伝えて、購入を見送る勇気を持ちましょう。
◎”これは”、と思ったら、買い付けをする。
気になる物件をネット検索で見つけて、実際に内見し、気に入ったらいよいよ買い付けです。その場合も、価格については妥協せず、いくらまでだったら購入する。それ以上は出さない。と言う明確な意思を持ちましょう。
■まとめ
今回は『【不動産投資】資産形成とは【おさらい】』と題して、お送りしてきました。
不動産投資は、これから資産を形成していきたいと思っている方には比較的リスクの低い投資ですが、一件目でつまずいてしまわないように、細心の注意を払って第一歩を踏み出してください。