最近では不動産投資をおこない収入や利益を得る人も多くなってきています。もしも不動産投資で利益が出た場合は、やはり確定申告をしなければなりません。今回は、投資で得た利益の確定申告を個人でするか? 税理士などの専門家に依頼するか? それぞれのメリット、デメリットを紹介します。
■自分で確定申告をするメリット・デメリット
メリットをあげますと、自分で確定申告の書類を準備し作成することになりますので、簿記関係に詳しくなれます。確定申告の場合だと、複式簿記の知識が必要になってきますので、何もわからない状態から始めるのは大変です。
最初のうちは税理士への依頼も検討しておきましょう。一度知識を頭に入れ、覚えてしまえば誰にでもできるのがメリットになりますので、会社の経営者や社長にとって、必須の知識になりますので、この際に勉強するのもいいかもしれません。
また簿記検定がなくても大丈夫です。しかし、確定申告の概要を理解することが大切になりますので、帳簿の記帳をすることにより、少しづつ知識を高めていきましょう。
デメリットといえば、時間のかかる作業ですので時間があまりない人は税理士などの専門家に任せた方がいいのではないでしょうか。
サラリーマンや経営者をしながらの投資家は増えてきています。不動産投資一本って人もいますが、本業をもって不動産投資をされている方が多いのは事実です。申告書類の作成に自信が無い方は、プロに任せた方がミスもなく進められるので安心でしょう。
■税理士や専門家に任せるメリット・デメリット
大きなメリットは時間の節約です。これは本業のある方なら特に大きなメリットといえるのではないでしょうか。確定申告はやはり時間がかかるものなので、時間節約という点では確実性があり現実的といえます。
その他のメリットを見ていきましょう。専門家は色々な書類に目を通してきているプロなので、自分の財政状況を理解してもらう=「客観的な意見やアドバイスをしてくれる最高なパートナー」になってくれます。
デメリットは、どうしても費用がかかってしまう点があります。しかし、お金以上に自分にとってのリターンがある可能性が高いので専門家に任せるのも手のひとつです。
■しっかりと確定申告をするために
自分で確定申告をしたい人は毎日の帳簿の記帳をし、知識を高めていきましょう。また難しい部分は専門家に相談するなど対応してください。ある程度把握できたら一人でも可能ですが、時間があまり取れない人は「信頼のある専門家に任せる方法」が有効です。
また専門家と繋がりを持つことで、費用は掛かるがそれ以上のリターン知識や情報が入ることが見込めます。自分に合った方法で確定申告をしましょう。