最近では、不動産形成をする方達が増えてきています。不動産形成をする目的は、人それぞれだと思いますが、ほとんどの方が「将来のために」と始めることが多いのではないでしょうか。しかし、不動産形成をしたいと考えている方の中でも「どうスタートしていいのか分からない」という方もいるかもしれません。そこで今回は、不動産投資における資産形成の意味についてお話します。
■資産形成の意味とは?
「資産形成」と聞くと難しい言葉と認識しがちですが、分かりやすくいうとすれば「今のうちから将来のために資産を作りましょう」ということになります。今の時代は、若い方達からすると厳しくなってきているといってもいいかもしれません。
日本における財政問題や少子化問題・年金問題など、なにかとお金に関することが厳しくなる中、不動産などを通して資産形成をすることで「お金を生み出しモノを増やしていく」ということになります。
■なぜ、資産形成は必要?
今現在の年金制度では、現役世代といわれている方達が納めた年金を、年金受給者といわれる方達が受けとるという仕組みですが、少子高齢化が進んでいくと納めることのできる年金額が減っていく一方で、年金を受け取る方達が増えることになります。
また、年金には税金なども投入はされていますが、少子高齢といわれている現在では社会保障制度だけでは、今の若い世代がゆとりある老後を送ることができるという保証は低くなるといえます。そのため、自分で資産形成をして老後を迎えた時のために使うお金を準備しておく必要があるといえます。
■老後を過ごすには不動産投資を!
人生三大支出と言われるものに「住居費」「教育費」「老後費」というのがあげられますが、この中で一番気になるのが「老後費」ではないでしょうか?人の人生80年ともいわれている時代ではありますが「長生き」というのは「幸福」には限らず、いつなんどき病気などでお金が必要になるという時がくるかもしれません。
長年勤めていた会社を定年退職などで辞めると、毎月入ってきていた収入が途絶えてしまいます。もしそうなると、現役時代から貯金していたお金を切り崩しながらの生活になってしまいます。
また、65歳以降に支給される老後の年金だけでは、決して豊かな生活が送れるというわけではありません。老後のゆとりある生活を目指すのであれば、会社勤務をしているうちから、マンションや一戸建てというような賃貸経営などの不動産投資をすることで、家賃収入を得ることができることから、老後の備えとしてお金を蓄えておくということができます。
■不動産投資で得られる利益
不動産投資で賃貸経営をする時の優れた点の一つに、働かなくても入ってくるという「不労所得」があります。例えば、マンションを購入し、人に貸すことで入居者から毎月のように決まった金額で家賃収入を得ることができます。
また、家賃収入だけでなく物件を安くで購入し、後に購入した物件を高く売却することで利益を得るということができますし、マンションの一室を自宅として活用する事で、家賃の節税にも繋がり家計にとっても大きな助けとなるといえます。