サラリーマンが不動産投資を行いやすくなったといっても、大きなお金が動くのですから、損得や有利・不利などを理解するべきでしょう。自分で理解せずに不動産業者に言われるがままだと、向こうも商売の為なので、投資者の損得に関わらず、何でも勧めてしまうこともあるかもしれません。サラリーマンが不動産投資でカモにされない為には、どうしたらいいか考えてみましょう。
■サラリーマンが不動産投資でカモになる理由
カモにされることは、不動産投資に限ったことではないのです。基本的な考え方は、社会で生活する上でいろいろな誘惑や勧誘が自分の周りに存在していおり、それらに対して、どのように向き合っていくのかが重要になります。
不動産投資は、大きすぎるほどの金額を動かすことになります。場合によっては、投資の回収や、ローンの返済に四半世紀をかけて行う一大プロジェクトなのです。失敗してしまえば、多額の負債を返済できずに、せっかくの不動産投資を手放すだけでなく「資産」としても残らない結果となってしまっては、不動産投資での最悪の結果を招いたことになってしまうのです。
■不動産投資でカモにされない努力とは
不動産投資でカモにされない方法とは、不動産投資における基本を理解することにつきるのです。決して難しいことではありません。特に専門的な本やアドバイザーも原則としては、不要なのです。
つまり、不動産投資の原点は、ネットにおける記事だけでも十分に理解することが可能です。不動産投資をする意味や不動産投資の対象、資産運用についてなどは、ネットに記載されている記事だけでも十分に理解を深めることができます。
確かに、不動産投資のセミナーなどは、必要な場合もあります。それは、他の不動産投資家の考え方や、人脈をつなげることで事業に対する、次のステップアップとして必要でしょう。ですが、まずは不動産投資を行う上での、必要な知識を理解することが重要なのです。
■カモにならない不動産投資の知識とは
不動産投資の仕組みを理解することが最初の一歩です。
◎なぜ、不動産投資を行うのか
◎なぜ、儲かる仕組みになるのか
◎なぜ、リスクが少ないのか
◎なぜ、長期的な展望が必要なのか
◎なぜ、サラリーマンである事が重要なのか
◎なぜ、物件選びが大事なのか
などを、十分に理解するだけで、「カモ」にされないどころか、不動産投資のプロとしても十分にやっていけるメリットを理解することになるのです。
◎不動産投資の物件選びは慎重に
不動産投資家によっては、狙う物件が異なるかもしれませんが、それぞれの特性を理解して物件選びをすることが大事です。初心者におすすめしているのは、「ワンルーム・マンション」です。新築や中古の違いを把握して、投資価格が高い低いは、その物件に回収能力があるかどうかにかかってきます。
投資価格が安くても回収能力が低ければ、ゼロか100%かのどちらかになってしまうのです。都内で交通の利便性が良ければ、中古のマンションでも期待以上に、投資の回収率を上げることになり、入居率なども100%に近い働きが期待できるのです。
マンションやアパートでも違いはあります。アパートの場合は生活環境によって、駅のそばでなくても投資の回収率が高くなる場合もあります。対象物件の的を絞って、どのような環境だといくらなのかなど、相場に対する知識も必要になってくるので理解が必要です。
地方の物件でも必ず需要はあります。満室率が高くなる人気の物件に対して、リサーチができていれば、どのような物件が掘り出し物なのか見抜く力が自然と身についてくるのです。
■不動産投資でサラリーマンであるべき理由
サラリーマンである方が、不動産投資をやり易いのは、アパート・ローンなどの不動産ローンの融資が金融機関に対して受けやすくなっているからです。だからと言って、何にでも手を出してしまっては、カモにされる原因になってしまいます。
サラリーマンである理由は、リスクを保証する為でもあるのです。安定した収入によって、投資物件の回収を早く終わらすことで、次の投資へと進めるわけです。
不動産投資を成功へと導くためにも、「カモにならない不動産投資の知識」を理解することが重要なのです。