近年、不動産投資を行うサラリーマンが増えています。比較的安定的に収入が得られると人気の不動産投資です。今回は、サラリーマンが不動産投資を行うメリットについてご紹介します。
■サラリーマンが不動産投資をするうえでのメリット
◎融資を受けやすい
不動産投資を行うには、銀行から大きな額の融資が必要となります。サラリーマンは固定給を貰っているため、収入が不安定な自営業者などに比べると信頼度が高く、比較的融資が受けやすいです。
◎安定した収入がある
サラリーマンとして比較的安定した収入を得られることは、不動産投資において心理的に大きなメリットとなります。もし不動産投資で失敗したとしても、サラリーマンであれば、多くても少なくても、収入を得続けることができます。
サラリーマンとしての収入以上に消費をしておらず、融資したお金の返済額が小さければ破産することはありません。これは不動産投資を行ことで、大きな安心感に繋がります。
◎土日や平日の隙間時間でも運用しやすい
株式投資のように、日々の大きな価格変動が起きにくい投資が、不動産投資です。一度不動産を購入すれば、株式のように日々の相場変動に気分が上がったり下がったりすることは少ないでしょう。
◎煩わしい業務などの手間がかからない
マンションやアパートなどの不動産に投資した場合、煩わしい「物件や入居者の管理」は不動産会社に委託することができます。時間のないサラリーマンでも安心して始めることができます。
◎赤字の場合は「所得税」や「住民税」が抑えられる
「不動産所得」とは、家賃収入など、総合の収入金額から必要経費を差し引いたものをいいます。この所得が赤字になったときには、「マイナスの不動産を得ている」ことから所得税、住民税などを抑えることができます。
初年度は、物件所得のための借入金利子の支払いが多く、登記費用も発生するので、不動産所得が赤字になってしまうことは少なくありません。
◎老後も収入が見込める
サラリーマンを定年退職した後も、安定した家賃収入(=不労所得)が見込めると安心した老後を迎えることができます。
◎インフレに強い
インフレ時に現金を所有していてもお金の価値が下がっていきますが、相対的に不動産の価値が上がっていきます。つまり、インフレ時には現金を持っているよりも不動産を購入した方が資産運用の観点からは良いです。また、家賃も上昇傾向になることから不動産投資はインフレに強いといえます。
■まとめ
サラリーマンは収入が安定していることから、不動産投資をするとさまざまなメリットがあります。紹介したメリット以外にも、税金が節約できたり、生命保険の代わりになることや、私的年金の確保になったりできます。