最近は将来の不安や、銀行などの金融機関から融資を受けやすいという点から、サラリーマンの不動産投資家が増えています。では、この不動産投資に向いている性格ってあるのでしょうか?
■サラリーマンは不動産投資に向いている?
性格より先に、そもそもサラリーマンは不動産投資に向いているのかどうか、考えてみましょう。銀行などの金融機関にとって、まじめに働いている会社員、サラリーマンは収入が安定しているので貸出先として、優良だとみなすことが多いので審査が通りやすく、借りられる可能性が高くなります。その観点からいくと、サラリーマンという職業の人は不動産投資に向いているといえるかもしれません。
■不動産投資はサラリーマンにとってよい投資方法なのか?
投資方法はいろいろありますね。株やFX、投資信託などの場合、毎日の株価、為替レート、基準価額などの変化をチェックする必要があります。
それに比べて、不動産投資は信用できる管理会社を見つけて任せることで、他の投資などに比べると費やす時間が少なくて済みます。このため、不動産投資は忙しいサラリーマンにとってよい投資方法といえるでしょう。
■本題「サラリーマン不動産投資家に向いてる性格」
①計画性のある性格
不動産投資は購入金額がとても大きいです。そのため、お金に関することや購入物件探し、管理計画などいろいろと考える必要がでてきます。行き当たりばったりの行動では、失敗を招きやすいですし、失敗したときの損失はとても大きなものとなるでしょう。
管理会社に任せられる投資方法ですが、計画や経営戦略は投資家であるご自身で考えるべきです。本業のある忙しいサラリーマン投資家だからこそ、お金や時間をうまくやりくりして、これからのことも計画できる人は向いているはずです。
②学ぶことが苦にならない性格
勉強熱心とまでいかなくても、学ぶことができる人は向いていると言えます。不動産会社も物件も、良いものから悪いものまでいろいろあります。進められた物件がいい投資物件かどうかを判断するためにも、情報収集や知識が必要となります。
不動産は賃料相場や法律など学ぶことが多くあるので、すぐには身につかないでしょう。そのため、コツコツ学ぶことができる人は向いています。悪い不動産屋のカモにされないためにも、大事なことです。
不動産購入後も、効率的に収益を確保する節税の知識であったり、収益をあげるための仕組みなど学ぶことはいっぱいあります。
③堅実な性格
楽観的な憶測だけで、踏み込むには怖い世界です。進められた物件にしても、きちんと検討し、自分の身の丈に合った計画を立てられるようにしなくてはだめです。
投資家デビューし、部屋も満室になり副業で収入を得られるようになっても、浮かれていてはいけません。万が一の時のために、本業でコツコツ安定した収入を確保する堅実な人は、失敗の可能性も考えて動ける人だと思うので、不動産投資に向いているといえます。
■まとめ
収支や経営計画を立てること、不動産や管理会社との付き合い方、トラブルのときの対応など、不動産投資を始めたことでやることは増えます。それらを視野にきちんと計画をたて、必要な知識を学び、堅実に実行に移すことができる人は、不動産投資だけにとらわれずいろいろとできそうです。