サラリーマンの方で投資ビギナーの方が投資をお考えなら、まず何から手を付けた方が良いのか少々考えてみましょう。投資と言えば株式投資・不動産投資・債権投資など様々ですが、サラリーマンで投資が初めてという方には何が向いているのでしょうか。
ただ一言言える事は、投資とは非常に複雑でなおかつ時間が鍵を握るという事です。
■何から始めたらよいか
サラリーマンの方で投資をご検討中なら、まず投資の概要を知るところから始めなければなりません。大きく分けて投資は、運用方法をプロにお任せするか、ご自分で運用するという二択があります。そして、最も重要な事はどの投資に決めるかという事です
■一番身近な投資とは
一般的に投資という言葉で思い出されるのは、やはり株式投資か不動産投資ではないでしょうか。ここでは、この二つを比較してみましょう。
◎株式投資
株式投資とは投資した会社の業績により、発生した利益の分配金を受け取る、すなわち配当金を受け取るのが目的の株式投資と、株価が上がるであろう株式を、売り買いすることで利益を得る株式投資のやり方があります。
後者の場合を簡単にまとめますと、株式取引はある意味時間との戦いです。株価は変動があるので、一分一秒で明暗を分ける事があります。やり方にもよりますが、株式投資は短時間でハイリスク・ハイリターンの繰り返しといえるので、時間のない人には決定的に不向きともいえます。
◎不動産投資
それに比べ不動産投資は、取引するまでにある一定期間の時間が必要になります。買うにしても、換金するにしても時間は必要になります。しかし、価格は株などに比べて急激に変動する事は少ないので、株式投資に比べてローリスク・ロングリターンとなります。
■不動産投資の利点
不動産投資といいましても多くの投資がありますが、もしマンションやアパートなどを投資目的で購入した場合を考えてみましょう。
マンションやアパートを契約する人の多くは、比較的長い契約が多いという事です。これは安定した収入が、長期に渡り確実に確保できるという事です。
また家賃などは、急激に下がるという事も考えづらく、やはり安定した収入が期待できるといえるでしょう。
これによって、サラリーマンの方なら退職後にも安定した収入が、得られるという事にも繋がっていくことになりますし、万が一赤字が出た場合においても、「損益通算」により他の収入から、所得税や住民税などの「減税処置」で助けられますので、これも一つの利点となると思います。
■それ以外にもある利点
例えば、相続などの際にも現金で残すよりも不動産で残しておく方が、相続される家族の方にも負担が少なるといった事も考えられますし、不動産の価値は大幅に上下する事も少ないといった事も利点の一つになります。
■まとめ
不動産投資は場合によっては、リスクもやはりあります。先ほどの例えのように、マンションやアパートに投資なさった場合には、空き部屋が出た場合、これは収入が減るという事ですから、大きなリスクですが対処方法はあります。
例えば、サブリースというのも解決方法の一つです。これは最初に述べた通り、プロに運用をお任せするという事です。運用を委託する事により、こういった空き部屋対策にも有効ですし、安心です。
それらの対策も含めて、サラリーマン不動産投資家のビギナーの方にはお知らせしておきたいです。