2019/04/04 最終更新日:2019/04/03

不動産投資に年齢は関係するのか?

不動産投資を始めるのに、年齢は関係すると思いますか?例えば「株式投資」20歳以下の未成年の場合には親の同意書と、住民票のような親権者との続柄を確認できる書類があれば口座を開設することができるので、極端にいうと、小学生でも始めることができます。このように、投資の世界は若年層まで広がりをみせているのです。では、「不動産投資」においてはどうでしょうか。

■若年層の不動産投資

不動産投資を、仮に大学生時代に始めようとすると、現金が必要になってきます。なぜなら投資をするために銀行融資をあてにすると、どうしても審査基準が高くなってしまうからです。

社会的信用を図る基準として、クレジットカード会社が設定している年収の目安、22歳以上は年収200万円以上、25歳以上は年収400万円以上というデータがあります。そのような基準を把握し、20代で不動産投資を始めるには最低でもその条件はクリアし、自己資金を用意する必要があります。

■30代~40代の不動産投資

子供の教育費や親の介護、自分の老後資金について考え始めるのが30代~40代でしょう。実はこの時期に不動産投資を始める方が多く、コツコツと自己資金を貯めながら、不動産投資をするための勉強も20代のうちに進めていく、手堅いノウハウの習得もできるのもこの年代でしょう。

不動産投資は、早ければ早いほど融資期間も終わる年齢が若くなります。ですが、若すぎるのも信用度の問題も発生しますので、やはり30代~40代に始めるのが有利といえるでしょう。

■50代からの不動産投資

50代からの不動産投資をするべき理由は、子供の教育費などから解放され、これからの安定収入を確保する点にあると思います。50代であれば収入はこれまでで最も高くなる人が多いと思われますが、不動産投資のローンを組むのであれば、そこが強みとなりある程度まとまった資金を借りることができるでしょう。

しかし、30代などとは違い、借入期間が短くなることを前提にローンを組まなければいけません。50代の場合、定年までの期間が約15年となるので、初期段階でのローン期間は15年以下を目指します。

この場合は、自己資金を多めに入れることで、スピード返済をする形になります。また、不動産投資で利益を上げていくことで繰り上げ返済を行い更に、返済スピードを上げていくことを目指しましょう。

■まとめ

不動産投資には現金だけで物件を購入する方法と、銀行融資を受けて物件の購入する2つのケースがあります。現金で物件を購入するとなると不動産投資を始めるのに年齢は関係ないということになります。銀行融資を受けて購入するケースだと条件に少なからず影響がでてきますので、できるだけ早い段階から不動産投資を始めるにこしたことはないでしょう。

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