不動産投資に関心をもっているが、始められない。「自分には向いていないのではないか?」、「自分は会社員だからできないのではないか?」そう思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、サラリーマンが不動産投資に向いている理由をお話しします。
■【理由その01】金融機関からの融資が受け易い。
株式投資が他の投資と異なる一番大きな違いが、「銀行などの金融機関から融資を受けて行う投資である」という点です。株式投資、金投資などに必要な資金を金融機関が貸してくれるという話は聞いたことがありません。
安定した収入があると、銀行などの金融機関から「不動産投資用ローン」の融資が受けやすいのです。逆に、自営業の方、無職の方、アルバイトの方は、ローンの審査は厳しくなります。不動産投資が軌道に乗った後も、会社を辞めて専業になろうという考えは危険です。老後の卓話を十分に確保できる算段が付いてから、早期退職するということでしたら安全かも知れません。
■【理由その02】24時間付き合う必要がない
株式投資、外国為替などと異なり、不動産投資は、不動産会社に入居者の募集・契約の締結・契約の更新・賃料の集金・退去時の立会い・清掃・管理などを、任せる事が普通ですので、物件のオーナー、つまり大家さんとなる方は、これらの面倒ごとから解放されます。その為、趣味の時間を使ったり、新たな投資物件を吟味したりと有意義に自分の時間を使うことが出来るのです。
■【理由その03】失敗してもやり直せる
専業の大家さんの場合、一件目の投資物件に万が一借り手が付かなかった場合、そこで収入がなくなり、終ってしまいます。サラリーマン兼業の大家さんであれば、時間は例えば数年間掛かるかもしれませんが、給与をためたお金と、一件目の物件を手放して作ったお金を合わせて、再度、不動産投資にチャレンジできます。
専業の大家さんと、サラリーマン兼業の大家さんとの一番の違いはここです。理由その02で述べた、不動産投資は付きっ切りで面倒を見る必要がないというメリットがここで生きてくるのです。不動産投資を始めた後も、決して会社を辞めてはいけません。会社からの給与は貰い続けるのです。
■ボーナスはなるべく当てにしない
ボーナスは、景気動向や勤め先の企業業績の変動によって増減するのが普通です。前面カットされるケースも存在します。その為、元々無いものと考えて、ボーナスが発生した時には、端数だけ使って後は急な出費に備えて、現金で預貯金として残して置きましょう。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。サラリーマンが不動産投資に向いているという事が解って頂けたと思います。焦りは禁物ですが、一日でも早く、良い物件に出会い、投資家生活を始められることを願っています。最後まで読んで下さりありがとうございました。