2019/06/14 最終更新日:2019/06/15

老後資金を増やす投資の種類とその特徴!

老後に必要な生活資金は長生きするほど増える為、貯蓄だけでは充分な資産を準備することが難しくなっています。老後資金を増やすにはどうしたらいいのか調べていきましょう。

老後資金を貯める為の資産運用

安定した老後の生活資金は、三千万円が必要とされています。老後資金の貯め方の資産運用を紹介します。

投資信託

投資家から集めたお金を資金として、運用のプロ(資産運用担当者)が株式や債券などに投資・運用し、その利益を投資家に還元するという金融商品(売却して得られる利益や分配金)のこと。
【特徴】
・小額から始められる。
・運用のプロに任せられる。
・分散投資でリスクを軽減できる。
・個人で投資しにくい国や地域、資産(国内・海外証券や株)に投資できる。

ETF(上場投資信託)

株式や債権を証券取引所に上場させたものでいくつかの証券を売り買いして運用すること(株価指数の指標への連動)
【特徴】
・少額から投資できる。
・簡単に分散投資が可能。
・インデックス(平均)に連動させることでリスクを抑えることも可能。
・投資しにくい商品にも投資できる。
・手数料が投資信託より安い

株式投資

株式会社が発行する株の売買を通じて利益を得ること。
【特徴】
・企業運営上で必要な資金を細分化し、小額の出資を多数の出資者から募ること。
・活動資金を銀行融資だけでなく、一般の人からも集めて事業を行って、投資家と企業お互いの関係を築くこと。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

自分で作る年金制度のことで、定期預金・保険・投資信託といった金融商品を自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受取る事ができること60歳になるまでは引きですができない。
【特徴】
・すべての現役世代が加入できる。
・様々な税制優遇がある。
・運用商品や受取方法を自分自身で選べる。
・受取額は運用成果によって増減する。
・退職しても年金資産として60歳まで続けられる。

NISA(積立NISA)

税制優遇を受けながら少額からの積立投資ができ、投資の利益の税金が0%になる制度
【特徴】
・5年間の非課税期間。
・年間120万円の投資が可能(非課税対象)。
・上場株式・投資信託・REIT・ETFに投資が可能。

金投資(純金積み立て、金貨)

安全資産で少額から投資を続けられる反面、急激に資産価値が増える運用商品ではなく、利益より保険的な意味合いが強い商品
【特徴】
・金自体に価値があるので、価値がゼロにならない。
・物価上昇に強い。
・通貨不安などが起きた際に、値段が上がる資産。
・ドル建てで取引されるので、円安ドル高になると上昇する。
・純金積み立てが1,000円から投資できる。
・金は資産ではないので利子が付かない。

個人向け国債

国が発行する個人を対象に企業や団体が資金を得るために借りたときの借用証書。
【特徴】
・元本や利子の支払いを国が行うので安全性が高い。
・預金保険機構や投資者保護基金の対象にならない。
・券面が発行されないので、盗難や紛失の心配がない。

定期預金

金融機関へ預け入れから一定期間お金を引き出せない預金のことで、普通預金よりも金利が高く設定される。
【特徴】
・毎月一定の金額を定期的に預け入れる。
・将来の進学、旅行、住宅購入など貯蓄の目標にそって月々の積立額を決め、有効な計画をたてることができる。

不動産投資

マンションやアパート、オフィスビルなどを投資家が購入して収益を得ること。
【特徴】
・家賃収益を得る為の不動産を購入する。
・転売益目的の購入。
・賃貸の定期的な収益で投資金を回収し、土地や建物を購入する。

まとめ

株、預金、不動産投資、資産運用方法は様々ありますが、老後資金を増やし生活の安定に資産増築は大事なことです。運用できる資産が現在の価値と今後の価値が同一であるとは限りません。 どの資産運用にしても様々な角度から検討し、長期的に判断することが大切です。

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