2019/06/18

不動産投資を30代から始める理由

2019年に金融庁は老後に2000万円が必要と発表しました。また、人生100年時代に備えて3世代による資産形成を促しています。その為にも、投資や資産形成を30代から始める為の話を紹介しましょう。

何故30代が重要なのか

勿論、資産形成や不動産投資は、早い方が良いに決まっています。人生100年時代が現実感を深める中、70年代の定年延長や第二の人生などと、働き方の見直しが図られる現代でも、とりわけ老後の過ごし方は重要で老後資金の確保は必要不可欠な事態となっています。

20代には、給与の金額はまだまだ余裕が見られず、結婚などによる出費も考えると、投資や資産形成に回す事ができる金額は、あまり期待はできません。それでも、将来を見据え長期的な人生設計と共に資産形成については考えておくべきでしょう。

30代といえば、仕事に責任感を持って取り組み、給与の金額もアップして、まさに人生の中でも脂が乗ってくる時期といえるのではないでしょうか。その30代から、不動産投資や資産形成を真剣に始めなければならないと考えます。

30代から始める投資のメリット

若い頃から取り組めば、長期間にわたって資産運用を行う事ができます。数多くの投資方法がありますが、長期的な計画を実行する事で、リスクの少ない確実に運用が期待できる投資方法を選ぶ事ができます。

不動産投資ならば再投資ができるチャンスが増える

不動産投資では、ローンによる投資が一般的です。一つのローンで実績を作る事で、再投資する金融機関の評価を得る事ができて、投資する機会が増えて行きます。20年や30年のローンでも、最初の投資を完済する頃には50代や60代であり、まだまだ「老後生活」に入る時期ではありません。その間に実績を積んでいれば、投資物件を増やして行く事ができるので、70代には数多くの物件を所有する事ができます。

年齢と投資のリスク

仮想通貨やFXで勝負するには、情報力や運用のタイミングなど、投資の専門的な経験も必要になってきます。しかし、年齢が重ねるにつれてリスクの高い投資よりも、安全で複利的な効果が期待できる投資に移行する事ができます。

30代だからできる投資ポイントとは

仕事に慣れてきて収入がアップしたといっても、家族の生活も考えなければなりませんので、投資に回す金額は負担にならないように、少額の資金で始める事がよいでしょう。投資と生活面と、想定外となる出費にも備えなければならないためです。投資額の割合や目標額に達した場合の資産運用の方法も、長期的な目標と共に考えて行く事が重要です。

貯蓄や投資の目標を軌道に乗せると、どうしても無理をして早めに目標額を達成させようとしたり、ギリギリまで投資の金額を増やそうとしたりしがちですが、焦りは失敗を生む事になります。短期的な目標と長期的な目標、達成後の資産運用の仕方など、何度も見直してみることも大事な事です。

30代からの出費

30代は個人の人生設計にも、いろいろな影響が出てくる時期でもあります。「結婚や出産」「マイホームの獲得」「子供の養育費や教育資金」等々です。特に30代は、子供に充てる費用は大きな割合を占める事になります。20代中盤に出産したとしても、子供が成人するまでは多くの費用を出費する事になるからです。40代から50代までは、教育資金に充てる出費を人生計画の中に加える事は必須です。それが過ぎると、すぐに老後の心配もしなくてはなりません。

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