2019/11/06 最終更新日:2019/11/14

サラリーマンでもできる!日本人全員がやるべき「10万円」の節税方法を見つけた!

「サラリーマンは節税出来ない」と思っている方も多いと思いますが

今回紹介する方法を使えば、誰でも10万円から節税することが可能です。
それは医療費を世帯主にまとめて申告するだけ。

さっそく、その仕組みと方法について解説します!

サラリーマンの税金はどのようにして決まるのか

日本の税法では所得によって税額が変わる『累進課税方式』を採用しています。
所得が多ければ多いほど課税される税率も大きくなる、ということですね。

例えば、課税所得が330万円の場合だと所得税率は10%(税金は33万円)ですが、331万円を1万円でも超えた分からは20%に増加します。

仮に331万円の所得だと税額は33万1千円ではなく、33万2千円ということですね。

出来るだけ課税所得を減らすこと、これが節税の基本の考え方です。

サラリーマンでも確定申告を提出できる

勤め人のサラリーマンは年末調整を会社がしていると思いますが、実は自分で別途確定申告をすることが出来ます。

確定申告は簡単にいうと「自分の収入がこれくらいで、かかった経費はこれくらい」ということを税務署に申告し、正確な課税所得を伝えることです。

当然、申告する収入を減らすことは出来ませんが、経費(控除)ならサラリーマンでも申告できるものがいくつか存在します。

医療費控除は誰でも出来る節税対策

控除の中で誰でも当てはまりやすいのが『医療控除』です。

なぜなら年間の医療費が10万円から申告できるうえに、個人ではなく世帯ごとでまとめて提出することが可能だからです。

医薬品などの少額なものから、家族の介護費用なども区分け次第で控除の対象になるため10万円程度ならおそらくどの家庭でも使っているのではないでしょうか。

控除の申告は一番収入のある人でまとめる

控除の申告は『世帯で一番収入のある人』でまとめて申告するのが基本のルール。世帯で収入が最も高い人は一番課税率が高いため、控除による還付税額も比例して大きくなるためです。

そのため、父母と子の3人家族でそれぞれ12万円ずつの医療費をつかっていた場合、それぞれで申告するより、まとめて父母のどちらかが申告するのが良いでしょう。

確定申告は自分でも簡単に出来る

確定申告はfreeなどの会計アプリを使えばだれでも簡単に出来る時代になっています。

『クラウド会計ソフトfreee(フリー)』
https://www.freee.co.jp/

質問に答えていくだけで、経理の作業がはじめての方でも簡単に確定申告の書類を作成できます。また、アプリを使うとスマホからでもかんたんに確定申告に向けた作業が可能です。

節税は経営者やフリーランスだけのものではなく、誰でも出来る節約術です。会社に任せきりにならず、まずはカンタンな医療控除からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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