Facebookの創始者、マークザッカーバーグの総資産は2019年の長者番付で623億ドル(世界8位)とランキングされています。
623憶ドル(7兆円)がどれくらい大きい金額かというと
年収35億円でおおよそ2000年くらい時間がかかります。
この莫大な資産を築き上げたマークザッカーバーグはなぜ成功できたのか
それはザッカーバーグの『3つの金言』から知ることが出来ます。
目次
マーク・ザッカーバーグ 3つの金言
マークザッカーバーグが6000億円の資産を得たのは26歳の頃。Facebookはその後も成長を続け、世界中に広まっています。
20代からの10年間の間にFacebookを巨大な企業にまで成長させたのは、マークザッカーバーグの理念が大きく関係しています。
Done is better than perfect.(完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ。)
マークザッカーバーグが投資家に向けた手紙の中で書かれていたといわれる名言です。
問題を先送りにしたり、批判されたくないあまりに完璧になるまで時間をかけたりすることをマークザッカーバーグは否定しているんですね。そして、このような視点は私たちのような会社員や一般人でも大いに当てはまるのではないでしょうか。
スタートアップからFacebookを急成長させてきたマークザッカーバーグらしい名言ですね。
Purpose is what creates true happiness.(“使命”こそが本当の幸せをもたらすんだ。)
Facebookだけでなく、マークザッカーバーグが18歳のときに開発したSynapseというソフトがMicrosoft社から約1億円の買収金額を提示されていましたが、これを拒否しています。
人の役に立つために作ったソフトであって、金儲けのためじゃない」という回答だったそうで、マークザッカーバーグの使命感が見て取れますね。
ファーストリテイリング(ユニクロ)代表取締役会長兼社長の柳井さんも総資産317億ドルのお金持ちですが、日経の取材で同じような発言をしています。
――柳井さんのモチベーションはなぜ衰えないのでしょう。もう、日本トップクラスのお金持ちですよね。
「誤解ですよ。僕、金もうけしようと思って仕事したことなんて一度もないですよ。金もうけなんてどうでもいいもん。そんなこと考えたら終わりですよ。起業家でね、そういう人が多すぎる。僕、よくいってるんです。上場は引退興行だって。上場したら会社売って終わり、という人多いよね。でも、金なんてすぐになくなるし、何千億円稼いだとか、意味がないよ」
お金のためではなく、自分なりの使命感を持って働くことが大切なようです。
The biggest risk you can take is not taking any risk.(僕たちの取れる最大のリスクは、何のリスクも取らないことだ。)
マークザッカーバーグが、「若者に伝えたいことは?」というインタビューに対して回答した言葉です。
シンプルに言い換えると「何も行動しないことが一番のリスク」ということですね。
何か行動しようとすると「失敗しないかな?」と不安になり、何もできない状態が続いてしまいがちですが、そのような状態こそが最も失敗している状態だとマークザッカーバーグは考えているようです。
マーク・ザッカーバーグの考え方は私たちにも当てはまる
世界8位のお金持ちになったマーク・ザッカーバーグの金言は彼だけに当てはまることではなく、一般社会で働く私たちにも同じことが言えないでしょうか。
- 完璧を目指して仕事が先送りになっていないか
- お金のためにつまらない労働をしていないか
- リスクを恐れてチャレンジをやめていないか
マーク・ザッカーバーグの言葉を借りて、自分に問い直してみるのも良いかもしれません。