先日、Twitterで
「ユンボの免許を取得すると副業で30万円稼げた!」
という内容のツイートが話題になりました。
該当のツイート
うおおおおお!!!!
ユンボ楽しいいいいいいい!!!!
楽しいよーーー!!!!!!!
みんなも免許取ろうぜwww3万で免許とって
1日八千円でレンタル庭の整地と抜根で15万円で仕事受注
これで週末起業や!!
月に二件仕事して
月30万円の副収入やで!
君もユンボに乗って漢にならないか!w pic.twitter.com/QoBWPi7yKA
— ポール@自称天才クレイジーマインド投資家w (@crazymind_poul) November 2, 2019
このツイートの内容は本当なのか確かめるべく、独自調査をしてみました。
目次
ユンボの免許を3万円で取得できる!は本当か
自動車の免許の取得でも20~30万円ほどかかりますが、専門業者が使う「ユンボ」の免許がたった3万円で取得できるというのは本当なのでしょうか
調査してみたところ
結論⇒本当!
専門の業者が取り扱っているイメージの強いユンボですが「ミニショベル」という3t未満の機体であれば実は、免許は不要です。
「コマツ教習所」などの教習所で『特別教育』という講習を2日間受講すると「修了証」を取得できます。
小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育
この特別教育は
- 期間:約2日間
- 費用:15,000~30,000円程度
- テスト:無し
という驚きのハードルの低さ。
これなら簡単に取得することができそうですね。
ユンボの1日レンタルが8,000円ってかなり安いけど、本当?
あれほど大きい機体ですが、本当に8,000円でレンタル可能なのでしょうか。
実際に重機レンタルをしている企業サイトを確認してみました。
結論⇒おおよそ8,000円前後なので本当!
専門の重機が8,000円ほどでレンタル出来るのは驚きですね。
おそらく一般のユーザー向けへのレンタル価格ではなく、継続利用を目的とした業者がレンタルするためこのような価格設定になっているのでしょう。
売上が本当に30万円出せるなら、ほとんど気にならない経費ですね。
副業で30万円稼げるというのは本当?
元ツイートでは、「1回15万円の案件を2日間受注すれば月30万円達成」という事でした。
ここで大事なのは
- 1回の案件は15万円で受注可能なのか
- コンスタントに月2件も受注可能なのか
それぞれ見ていきたいと思います。
1回の案件は15万円で受注可能なのか
庭の整地と抜根の作業の価格を調べてみました。
結論⇒おそらく本当(案件のサイズによる)
庭の面積、切り株のサイズ・個数、使用重機のレンタル代などがかかるようです。
その他いくつかサイトを調べてみましたが、どれも単一的な料金は決まっておらず、
『現地調査依頼』⇒『見積』
という流れで料金確定しているケースがほとんどでした。
1件15万円で獲得するには庭が広い案件に絞ったり、競合他社のいない地域に限定するなどの工夫をすれば達成可能な金額と思われます。
コンスタントに月2件も受注可能なのか
副業で検討するには「再現性があるのか」という視点が重要です。
元ツイートをしたポールさんは、受注方法についてもツイートをしていました。
僕は不動産賃貸業なのでいっぱい仕事はありますwww
— ポール@自称天才クレイジーマインド投資家w (@crazymind_poul) November 2, 2019
ポールさんは不動産賃貸業をしているため大家さんや関連業者との繋がりが多く、コンスタントに受注が可能なようです。関連度の低い仕事をしている人が今すぐ同じ状況を作るのは少し難易度が高いかもしれません。
もしも0から構築するなら
- 案件を抱えて困っていそうな不動産賃貸の業者に問い合わせてみる
- 自分も不動産賃貸業(不動産投資)を始めてみる
- ビラやDMなどで宣伝する
このような方法を検討してみても良いですね。
まとめ
「ユンボの免許をとると2日の副業だけで月収30万円も稼げる」という噂の調査結果をまとめると
結論まとめ⇒免許は簡単に取れる!案件をコンスタントに獲得するには関連業者との繋がりが必要
免許は2日間3万円の費用で簡単に取得できますし、単発の案件は獲得できるでしょう。しかし、案件をポールさんのようにコンスタントに受注するためには関連業者との繋がりを作るか、自身も不動産賃貸業を始める必要がありそうです。
ポールさんの副業が成功しているのは、これまでコツコツと積み上げてきた不動産賃貸業と「不動産賃貸業の傍らで出来ることは何か?」ということを考えて実践したからこそ、コンスタントな受注につながったということかもしれませんね。
ただ、免許はすぐに取得可能で、既に不動産賃貸業をしている方にとっては大きなビジネスチャンス。興味を持った方はぜひチャレンジしてみてください。
不動産投資家ポールさんについて詳しく知りたい人は
こちらの本も参考に