2019/11/12 最終更新日:2019/11/14

2019年長者番付!(日本富豪ランキング)日本のお金持ちトップ10!

ファーストリテイリング(ユニクロ)の柳井正さんや、ソフトバンク孫正義さんなど、日本にもビジネスで成功した資産家が大勢いますよね。

彼らは一体どのようなビジネスで成功を収めたのでしょう
総資産額から日本富豪ランキング1~10位をご紹介します。

その驚愕の資産額とはいったいいくらなのか、ご紹介します!

一位 柳井正(ファーストリテイリング)

70歳、2兆7,670億円(前回2位)
前年より+7,460億円増額

柳井さんは、カジュアル衣料の製造販売「ユニクロ」を中心とした企業グループ持株会社であるファーストリテイリング代表取締役会長兼社長兼、ジーユー取締役会長です。

1984年に父・柳井等さんの後継として小郡商事社長に就任し、その後「ユニークな衣料 (clothes) 」という意味の「ユニーク・クロージング・ウエアハウス(略称ユニ・クロ)」と銘打って広島市にその第一号店を開店しました。

今や世界で最も有名な衣料メーカーとしても知られるユニクロの会長が日本一位というのは納得の順位ではないでしょうか。

二位 孫正義(ソフトバンク)

61歳、2兆6,670億円(前回1位)
前年より+3,740億円増額

孫正義さんは、ソフトバンクグループ創業者として知られていますが、その他ヤフー取締役、スプリント会長、アーム会長、アリババ取締役[3]、福岡ソフトバンクホークス取締役など、数々の企業のオーナーです。

その経歴は、1977年にカリフォルニア大学バークレー校経済学部の3年生に編入、さらに1979年、シャープに自動翻訳機を売り込んで得た資金1億円を元手に、米国でソフトウェア開発会社の「Unison World」を設立されています。

学生時代から起業家として活躍され、若い頃から成功への意欲が人一倍の人物だったようですね。

三位 滝崎武光(キーエンス)

73歳、2兆670億円(前回4位)
前年より+2,240億円増額

滝崎武光さんは社員の平均年収が高い(2088万円)ことで有名なキーエンスの代表取締役社長です。
兵庫県立尼崎工業高等学校卒業を卒業し、1974年5月、兵庫県尼崎市にてリード電機を設立。当時は29歳での起業でした。

余談ですが、尼崎工業高等学校はみんなの高校情報によると偏差値42から43。
学歴がビジネスの成功と無関係である好例です。

四位 佐治信忠(サントリー)

73歳、1兆2,000億円(前回3位)
前年より-6,850億円減額

佐治さんはサントリーホールディングス代表取締役会長です。サントリーの四代目の社長で、創業者である鳥井信治郎の孫にあたる人物です。

どこまでも「やってみなはれ」の精神で

これは鳥井信治郎の有名な言葉。その思想は歴代社長に受け継がれているようです。

五位 三木谷浩志(楽天)

54歳、6,670億円(前回7位)
前年より+1,010億円増額

三木谷さんは楽天株式会社の創業者で、代表取締役会長兼社長。
一橋大学を卒業後、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行します。1993年にはハーバード大学経営大学院を修了、MBAを取得して帰国。
1995年に興銀を退社、その後楽天を創業し会長に就任されました。

楽天経済圏とも揶揄される非常に幅広いサービスを展開し、日本の経済に多大な影響を与えた人物です。

六位 重田康光(光通信)

54歳、6,000億円(前回11位)
前年より+1,500億円増額

重田さんは株式会社光通信を創業した同社代表取締役会長兼CEOです。

大学中退後、電話加入権を販売する企業を経て、1988年2月に株式会社光通信を創業されました。

当初は第二電電(現KDDI)の契約取次ぎの代理店として事業をスタートし、事業の中心を携帯販売事業へ変更させ、急激に企業を成長させます。
しかし2000年3月、大量の携帯電話架空契約を行っていたという「寝かせ」が発覚し、株価とともに会社への信用も失ってしまいました。

その後2000年以降、事業再建に注力し、シャープの複写機販売・リースを中核とする事業転換を行い、見事に事業再建を成功させています。

七位 高原豪久(ユニ・チャーム)

57歳、5,780億円(前回8位)
前年より+330億円増額

高原 豪久さんは、ユニ・チャーム創業者高原慶一朗の長男で、同社代表取締役社長や、日本経営協会会長を務めています。
ユニチャームはベビー用紙オムツを中心とするベビーケア用品、ナプキン・タンポンなどの生理関連用品のメーカー企業。
創業者の高原慶一朗さんの時代にその礎を作りあげ、2代目の高原豪久さんの手によって事業の拡大を続けています。

八位 森章(森トラスト)

82歳、5,220億円(前回5位)
前年より-1,690億円減額

森 章さんは、日本の実業家である。森ビル創業者である森泰吉郎の三男であり、森トラスト・ホールディングス社長。
森トラストグループは、森トラストと森トラスト・ホテルズ&リゾーツを中核に、日本の都心部での大型複合開発や主要リゾート地でのホテル開発・運営を手掛けてきた企業グループ。
2016年に娘の伊達美和子に森トラスト社長職を譲り、以降同社会長。兄に森ビル社長の森稔さんがいますが、森トラストと資本関係はありません。

九位 永守重信(日本電産)

74歳、5,000億円(前回6位)
前年より-760億円減額

永守 重信さんは日本電産の創業者。優秀な技術を持つが経営不振に陥った企業を次々買収し、子会社化して再建させることで知られるが、個人で筆頭株主となり、会長にも就任して、経営不振に陥った企業の再建を行っています。

日本電産創業時に「同族会社にしない」「下請けはやらない」「世界に君臨する企業を目指す」という経営理念を掲げ、実践されています。

十位 毒島秀行(SANKYO)

66歳、4,950億円(前回10位)
前年より+130億円増額

毒島さんは、株式会社三共の二代目社長。三共は日本のパチンコ機を製造する企業で、パチンコ機業界では最大手の規模を持っています。コーポレート・スローガンは、「パチンコで、いい笑顔。Good luck. Good life.」。

日本トップ10の大富豪がもつ3つの特徴

ここまで各資産家の経歴を見ていると3つの特徴があります。

  1. 家族(主に父)の中に自営業・社長業を営んでいる人がいる
  2. 企業理念(社会への役割)を持っている
  3. 有名大学の卒業生が多いが、学歴は大きく影響していない

また10名中6名が創業者。一代で莫大な資産を築き上げることに成功しています。生まれ育った環境や提供するサービスも異なりますが、若くして事業を始めるビジョンを持っていて、現在もなおチャレンジングなところに共通点がありますね。

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